ヒプノセラピーとは
ヒプノセラピーとは
終末期患者の病棟で3年間、産婦人科で12年間、老人施設で3年間、看護師として働いていました。
現在はヒプノセラピストとして活動しています。
生と死の現場に身を置いてきたからこそ、
人の心の深くとつながるセッションが、より自然にできるのだと感じています。
悩みが尽きない今の時代、
人生をもっと明るく、自由に楽しんで生きていくために、
ひとつでも多くの「心のつかえ」をゆるめ、
“本来のあなた”に戻るお手伝いをすることが、私の使命です。
現在は、産婦人科での経験を活かし、
妊娠・出産を迎える女性たちのための
催眠出産(マタニティーリラックスヒプノ・ヒプノ赤ちゃん)サポートに力を入れています。
呼吸、イメージ、言葉の力を通して、
不安や痛みを安心と信頼に変えていくプロセス。
それは命を迎える瞬間を、愛と喜びに満ちた神聖な体験へと変えていきます。
また、産婦人科で実際に出会ってきた“胎内記憶”──
赤ちゃんたちが語る「お腹の中の記憶」や「お母さんを選んできた理由」。
それらは、私にとって人生観を揺さぶる体験でした。
現在は、そうした赤ちゃんの魂の声をヒントに、
妊婦さん自身が“本来の力”を信じ、赤ちゃんと心を合わせて出産へと向かえるよう、
胎内記憶 × 催眠出産の講座をお伝えしています。
看護師の頃とは違った形で「出産」に関わりたい。
本来のお産は、究極に気持ちよく、宇宙とつながるもの。
赤ちゃんとの信頼関係の土台も、ここから築かれます。
出産は、ただ“乗り越える”ものではなく──
「赤ちゃんと共に体験する、魂の冒険」。
命のはじまりの尊さと、女性の中に眠る大きな力。
その目覚めをそっと後押しすることが、私の今の喜びであり、役割です。
【所有資格】
・看護師免許(正看護師)
・米国催眠協会(ABH)認定セラピスト
・HES-J認定退行催眠、前世療法プロフェッショナルコース終了
・現代霊気(レベル1〜3)伝授
・アタッチメント・ベビーマッサージインストラクター
・速読インストラクター
【意識について】
私たちの“意識”には、「顕在意識」と「潜在意識」の二種類が存在します。
1.顕在意識(表面意識)
「顕在意識」とは、物事を考える、判断する、何かを思い出す、といった働きをしています。
自分で“コントロールしている”意識のことです。
2.潜在意識(無意識)
「潜在意識」はその逆で、自分の意思で“コントロールできない”部分。
自分の本当の気持ち、心の底から信じていることが潜んでいる場所でもあります。
本能的に行動をする際に、無意識で発動されているもの。
◎一般的には、私たちが意識できている「顕在意識」の部分が約3~5%と言われており、残りの95%以上が「潜在意識」と言われています。
人の意識全体を氷山で例えるなら、下図のような感じです。
私たちが普段意識できている部分というのは、氷山の一角にすぎません。
人間の意識のほとんどが「潜在意識」によって支配されています。
【潜在意識を受け入れることが大事】
「潜在意識」は、人生に大きな影響を与えています。
「何をやってもうまくいかない……」
そんな風に感じることはありませんか?
自分の人生が思い通りになっている人たちの特徴というのは、潜在意識にある気持ち・欲求を“顕在化”できている人達です。
その為に、まずは自分の「潜在意識」を知る必要があります。
潜在意識を顕在化させること=自分の深層心理を理解すること。
日頃意識していない95%の部分なので、もちろん時間はかかりますが、1%ずつ、少しずつ少しずつ、自分を知っていくことが重要なんですね。
催眠という技術を用いて潜在意識の中にある膨大な記憶の中から、必要なメッセージや記憶、又は感情をすくい上げ、心はもちろん身体の問題解決や自己成長に繋げることのできる療法です。
心地よい言葉によるリラクゼーションを施し、心身が安心してリラックスした状態へ誘導することにより(催眠状態)、“分かっていても変えられない思い込み”や“行動パターン”、“引き寄せてしまう人間関係”、“理由の分からない不安、恐れ”などの心因性の問題を見つけだし、低減または解消に繋げていきます。
ヒプノセラピーは1955年に英国医師会、
1958年に米国医師会で有効な心理療法として認められています。
薬なども使用しないので副作用もなく安心で優れた療法です。
催眠のイメージと言えば、テレビでショー的に行っている、他人に操られている状態、意識を失っている状態というイメージが一般的ですが、実際の催眠状態は意識があり自分で物事を判断できます。
実は、私たちは誰もが1日に何度も催眠状態に入っています。
映画やテレビを見ている時、熱中してスポーツをしている時、夢中で本を読んでいる時など、一点集中している時がそうです。
また、流れ作業など同じことを繰り返す作業中や、毎日のルーティンワーク中も自己催眠状態なのです。
ちなみに、朝起きてすぐの時や寝る前のボーっとした状態も催眠状態にあります。
催眠は自分で催眠に入っているという感覚はありませんし、抜けようと思えばすぐに抜けることもできます。
なので操られることも意識がなくなることもありません。